第14回 ガラスドア(ガラス扉)の取り付け方・DIY
今回は、間口にガラスドアの取り付ける方法をご紹介します。まずは、ドアが手前と奥に両方開くヒンジ(蝶番)を使ったガラスドアの取り付けからご紹介させていただきます。
ガラスドアの取付け方
| ガラスドアDIYの 難易度 |
★★☆☆☆ 簡単 |
|---|
ガラスドアをDIYで取り付ける方法は、皆さんが思うほど難しいものではありません。ガラスはすでに加工がしてありますので、金物を取り付けてビス留めするだけです。手順が重要ですので、動画を見て付けて頂ければ簡単に取り付けが可能です。
ガラスドアを取り付けるときに使う道具
ガラスドアを取り付ける流れ
- ヒンジを準備する
- ヒンジを取り付ける
- バーハンドルを準備する
- バーハンドルを取り付ける
- 取り付け位置を決める
- ガラス扉を取り付ける
- ガラス扉の停止位置を調整する
ガラスドア用ヒンジを取り付けるには切り込み加工をしたガラスが、ハンドルを取り付けるには穴あけしたガラスが必要です。当店で加工ガラスをオーダーでお作りします！
1. ヒンジを準備する
まず、付属の六角レンチで羽根プレートを外します。ガラスと金属が接触しないように、ヒンジに付属している「側面樹脂パーツ」を貼ります。次に、付属の「透明パッキン」をセットします。
2. ヒンジを取り付ける
ヒンジをガラスにセットします。透明パッキンをセットし、羽プレートで挟みます。六角レンチでビス留めして、同じようにもう一つのヒンジも取付けます(上下合計2つ)。
3. バーハンドルを準備する
バーハンドルの止めネジを緩め、ハンドルを分割します。この時、パッキン等の部品を一旦外します。
4. バーハンドルを取り付ける
外したパッキン等の部品を、先にガラスにセットします。ドライバーでネジを回して、セットした部品にハンドルを取付けます。
もう片方のバーハンドルは、六角レンチでイボネジを締め付けて固定します。
5. 取り付け位置を決める
ドアの取り付け位置に印をつけます。奥行きなどは自由ですが、上下はまっすぐ付けてください。目印にマスキングテープなどを貼ると便利です。
6. ガラス扉を取り付ける
目印に合わせて壁にヒンジをビス止めします。ドアの取り付けは、2人以上でで作業されることをお勧めします。
7. ガラス扉の停止位置を調整する
取り付けた状態では、ドアを閉めた時のガラスの止まる位置がまっすぐではありません。上下2箇所のヒンジの調整用ネジを回し、停止位置を調整してください。
ヒンジ両面の止めネジを緩め、扉角度を「引き寄せる側」のヒンジの止めネジを締めることで、ガラスの停止角度を調整することができます。
※止めネジが緩んだ状態で扉を開閉すると激しい金属音が鳴りますので、強く締め込んで下さい。
開閉を確認して完成です！
ガラスドアを取り付けるときのポイント
壁にヒンジを先に取り付けるのではなく、ガラスにヒンジを取り付けてしまいましょう！そうすれば自然に上下の取り付け位置が決まりますので、あとはまっすぐに取り付けるだけでOKです！
ガラスドアの取り付けに使った商品
ガラスドアのオーダーメイドできます
ガラスドアに使うガラスは、姉妹店の「オーダーガラス板.COM」でオーダーメードでお作りすることが可能です。もちろんヒンジを取り付けるための切り欠き加工(エグリ加工)やバーハンドルを取り付ける為の穴も加工致します。 当店への電話でも、注文は可能ですのでお気軽にお問い合わせください。