第4回 ガラスを接着しよう! - ガラス水槽の作り方 -

第4回 ガラスを接着しよう!

第4回 ガラスを接着しよう

ガラス同士の接着には一般的な木工用ボンドや瞬間接着剤を使いません。 感光性接着剤といって、紫外線に反応して硬化するタイプの特別な接着剤を使用します。
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水周りや水槽のように、接着後に水気の多い場所で使う場合は、感光性接着剤だと水分に弱く剥がれてしまいますので、酢酸系シリコンを使って接着します。
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1. 感光性接着剤でガラスを接着しよう

難易度★☆☆☆☆(超簡単)

まず、紫外線で硬化する「感光性接着剤」を使用してガラス同士を接着する方法をご紹介しましょう。解説動画もご用意しておりますので、併せてご覧ください!

 

ガラスの接着方法

  1. ガラスの汚れを落とす
  2. ガラスをクランプで固定する
  3. 接着剤を充填する
  4. UV照明を当てる(5~15分秒)
  5. はみ出した接着剤を拭き取る
  6. UV照明を当てる(3分)

 

1.ガラスの汚れを落とす

1.ガラスの汚れを落とす

はじめに、ガラスの準備をしましょう。接着を行う部分の汚れや油分をアルコールで拭き取ります。感光性接着剤は水分に弱いので、ガラスが濡れている場合はしっかり乾燥させてください。

 

2.ガラスをクランプで固定する

2.ガラスをクランプで固定する

「L字クランプ」でガラスを挟み、接着したい形状に固定します。この時、ズレや隙間に注意してしっかり固定すると、仕上がりが綺麗になります。

 

クランプを使用いガラスを接着する形状に固定します。この時に、ズレや隙間なく固定すると、仕上がりが綺麗になります。

3.接着剤を注入する

3.接着剤を充填する

固定したガラスとガラスの隙間に、接着剤を流し込んできます。接着剤は粘度がかなり低く、水のようにサラサラです。染み込むように隙間全体に広がっていきます。右の写真では別売りのニードルとアダプターを使用しています。ニードルとアダプターを使用すると、より細かい作業がしやすくなり、接着剤がはみ出したり、余計な部分に付いてしまう失敗を減らすことができます。初心者の方にもオススメです。

 

4.UV照明を当てる(5~15分)

4.UV照明を当てる(5~15分)

5~15分ほどUV照明を当てて、初期硬化させていきます。

※紫外線の強さやガラスの厚みによって硬化時間が異なります。初期硬化後は持ち上げてもガラスが外れることはありませんが、完全に硬化はしていないので、壊してしまわないよう注意してください。

 

5.はみ出した接着剤を拭き取る

5.はみ出した接着剤を拭き取る

初期硬化が終わったら、はみ出した接着剤をティッシュなどで拭き取ります。感光性接着剤は空気に触れていると固まりにくいので、はみ出した部分だけ取り除くことができるんです。

 

6.UV照明を当てる(3分ほど)

6.UV照明を当てる(3分ほど)

はみ出た余分な接着剤を拭き取って綺麗にしたら、再度UV照明を照射しましょう。3分ほどで完全に硬化します。

 

完成!

ガラスの接着完了

これで接着完了です!しっかり硬化されているので、ガラスを叩いても剥がれません。

 

ガラス接着のココがポイント!

失敗なく確実にガラスを接着するには?

■屋外では使用しない
最も重要なのは、感光性接着剤を屋外で使用しないこと。太陽光には紫外線が含まれているため、屋外で接着作業を行うと、意図せず接着剤が固まってしまいます。屋外での作業は避けてください。

■ガラス同士をピッタリと突き合わせる
接着したいガラス同士をピッタリと突き合わせた状態で、隙間に接着剤を流し込むことが、きれいな接着の秘訣です。「隙間」と表現していますが、明確に肉眼で確認できるほど幅を開けてしまうと失敗します。感光性接着剤は、ピッタリと合せたガラスとガラスの間にある数ミクロンの間隔にもしっかり染み込んでいきますのでご安心ください。

■ガラスの側面(小口)は磨かれていないと接着出来ない
ガラス同士の接着はガラスを突き合わせる際に、隙間が殆どできない状態が理想です。切りっぱなしのガラスは表面がでこぼこしている為、うまく接着できません。ガラス同士を接着する場合は、小口が磨かれたガラスを購入するか、ご自身で綺麗に磨く必要があります。また、姉妹店「オーダーガラス板.COM」では、小口を綺麗に磨いたガラスのオーダーメイドも承っております。詳しくはこちら

■はみ出した接着剤は気にしない
感光性接着剤は空気に触れていると硬化しにくいという特性があります。はみ出した接着剤は空気に触れているため、初期硬化の段階では固まりません。完全硬化するまでは拭き取って取り除くことができるので、接着剤のはみ出しは気にしなくても大丈夫です。

使用商品

2. ガラス水槽を作ろう

難易度★★★☆☆(やや難しい)

ガラスを使った大型水槽を作ってみましょう!
ガラスは姉妹店のオーダーガラス板.COMで購入できます!
水槽の作り方の動画は長編になりましたので、4つに分けました。思ったより簡単で、接着が失敗してもカッターでカットして何度でもやり直せますので、ぜひ一度挑戦してみてください。

水槽の作り方①

ガラス板を、L字クランプを使って水槽の形に仮組みしていく様子を収録されています。

 

水槽の作り方②

シリコーンが必要以上にはみ出てガラスを汚さないよう、養生テープ(マスキングテープ)でマスキングしていく様子が収録されています。

 

水槽の作り方③

酢酸系シリコンで仮組みしたガラスを接着していく様子が収録されています。

 

水槽の作り方④

シリコーンの硬化後、はみ出したシリコーンを剥がしていく様子が収録されています。

 

ガラス水槽を作ろう

  1. ガラスを水槽の形に組み上げる
  2. はみ出し防止にマスキングする
  3. 酢酸系シリコンを打つ
  4. マスキングを剥がす
  5. 2日間乾燥させる
  6. 固定を外し綺麗にする

注意 以下の写真と文での解説は若干工程を省いています。より詳しい作業行程は上記の動画をご覧ください。

1.ガラスを水槽の形に組上げる

1.ガラスを水槽の形に組上げる

まず、ゆがみ調整用に木材を数本置き、水槽の底板となるガラス板よりも大きな板を載せ、その上にガラス板をセットします。側面のガラス板も合わせ、仮組みしていきましょう。L字クランプを4つ使い、水槽の形に固定します。この時ガラス同士は完全に引っ付けず、3mmほど隙間をあけて下さい。この隙間にシリコーンが注入されます。

 

2.はみ出し防止にマスキングする

2.はみ出し防止にマスキングする

マスキングテープ(養生テープ)で、はみ出し防止にマスキングを行います。綺麗なガラス水槽を作るため、丁寧に保護していきましょう。

 

3.酢酸系シリコンを打つ

3.酢酸系シリコンを打つ

コーキングガンで酢酸系シリコンを打ちます。酢酸系シリコンを打ち終わったら、ハタガネを使いギュッと締め込みます。この時はみ出したシリコンは、固まる前にヘラで取り除いてしまいましょう。

 

4.マスキングを剥がす

4.マスキングを剥がす

本格的に乾燥させる前に、マスキングテープを剥がします。

 

5.2日間乾燥させる

丸2日間安全な場所に放置し、乾燥させます。

 

6.固定を外し綺麗にする

6.固定を外し綺麗にする

完全に乾燥させたら、ハタガネやクランプを取り外していきます。はみ出したシリコーンは、カッターなどで剥がして取り除きます。

 

完成!

完成!

これだけ水を入れても大丈夫なガラス水槽が完成しました!

 

ガラス水槽を作る時のココがポイント!

ガラスは必ず磨いたものを使おう!

ガラス水槽を作る際は、必ず側面(小口)を磨いたガラス板を使いましょう!切断面が少しでもデコボコだと綺麗に接着できず、安全な水槽を作ることができません。ガラス工場などの業務用のマシンで、プロの手で磨かれたガラスを使うのが理想です。

ガラスのご購入には、ぜひ姉妹店のオーダーガラス板.COMをご利用ください。ガラス水槽づくりに適したガラス板を、お好きなサイズでご注文いただけます。

使用商品

 

 

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